日本イェイツ協会では各年度毎に学術論文集『イェイツ研究』を刊行しています。応募規定につきましては『イェイツ研究』最新号をご覧下さい。会員のみなさまからの論文投稿を心よりお待ちしています。
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第55 回大会講演
窓辺の詩人たち― イェイツとヒーニーの詩的自画像を読む― 中尾まさみ 3
シンポジウム報告:「90 年代のイェイツ作品群」
90年代のイェイツ作品群 小堀 隆司 24
薄明のなかへ— 神話・伝説が織りなす初期イェイツ文学の風景— 松村 賢一 26
イェイツ・魔術・黄金黎明団 萩原 眞一 29
象徴主義と「ケルト」の交差するところ― イェイツとアーサー・シモンズと『サヴォイ』
三好みゆき 33
ワークショップ報告:「イェイツとお金」
安らぎの地は何処に:『ジョン・シャーマン』とお金 伊東 裕起 36
資金集めとしてのアメリカ講演旅行 原田美知子 38
大学講師イェイツ先生の不安: イェイツと「働くということ(labouring)」
山内正太郎 41
研究発表要旨:
イェイツの想像力について― Image, Mind and Genius ― 薦田 嘉人 44
Jack B. Yeats のブロードサイド出版とイェイツ家 三木菜緒美 46
北と南、親と子― Jennifer Johnston のThe Gingerbread Woman 吉田 文美 49
ストーリーテラーとしてのイェイツ :『 アシーンの放浪』再話に見るストーリーテリングの
技法の(不)使用について 小沢 茂 52
書評
荒木映子『祖国のために死ぬこと― 第一次世界大戦の< 英国> の文学と文化』
(渓水社、2019 年) 伊達 直之 56
アイルランド文学研究書誌(2019 年10 月~ 2020 年9 月) 60
会計報告 72
2019 年第55 回日本イェイツ協会年次大会プログラム 73
編集後記 75
投稿規定 76
国際イェイツ協会および日本イェイツ協会「合同シンポジウム」講演
W. B. Yeats and Laughter:Wit and Humour, Irony and Satire, Zen and Joy
Seán Golden 3
論文
The Playwright as critic: critical discourse in Yeats’s The King of the Great Clock Tower
(1934) and A Full Moon in March (1935) Alexandra Poulain 29
追悼: 松田誠思先生
松田誠思さんのこと 佐野 哲郎 49
アイルランド文学研究書誌(2018 年10 月~ 2019 年9 月) 51
会計報告 58
2018年国際イェイツ協会および日本イェイツ協会「合同シンポジウム」プログラム
— 2018 年国際イェイツ協会シンポジウム、京都
— 第54 回日本イェイツ協会年次大会 59
編集後記 64
投稿規定 65
第53 回大会講演
「仮面」の詩人と「素顔」の詩人― イェイツとロレンス 浅井 雅志3
追悼文
鈴木弘先生を回想して 小堀 隆司35
シンポジウム報告
「イェイツ再読―〈世界文学〉として(2)」 司会・構成 栩木 伸明
イェイツ再読―〈世界文学〉として(2) 栩木 伸明 37
戦間・戦時期の日本におけるイェイツ表象 鈴木 暁世 40
アメリカの“filthy modern tide”― 南部の新批評にとってのモダニティーとW・B・イェイツ … 諏訪 友亮 43
イェイツの韻文劇と1930 年代の前衛演劇運動 岩田 美喜 45
ワークショップ報告
「教室の英詩、教室のイェイツ― 英語教育をあきらめないために」 司会・構成 柿原 妙子
想像力と英詩の授業 柿原 妙子 49
今日の大学英語教育現場に文学作品の居場所はあるのか? 伊東 裕起 52
英詩の読みと「使える」英語 中村麻衣子 55
英語で詩を書く作業は英語学習に有効か 阿部 曜子 57
教師の自己肯定感を高めるための英詩の授業 田代 尚路 59
研究発表要旨
イェイツの薔薇と初期の恋愛詩 木村 俊幸 63
スパークの『死を忘れるな』におけるイェイツの「塔」 片岡由美子 65
イェイツの塔プロジェクト―“To be Carved on a Stone at Thoor Ballylee”の変遷をめぐって 岩坪 友子 68
W.B. イェイツとスコットランドのアーツ・アンド・クラフツ運動:
「小さな歌う鳥」Phoebe Anna Traquair 高橋 優季 71
イェイツとアイルランド自由国 及川 和夫 74
‘neither here nor there’—The Spirit Level における平衡と運動性— 中尾まさみ 77
書評
及川和夫『アイルランド詩とナショナル・アイデンティティ—The Harp & Green』 長谷川弘基 81
奥田良二『フィネガンズ・ウェイク』のプロローグを読む』 道木 一弘 83
アイルランド文学研究書誌(2017 年10 月~ 2018 年9 月) 87
会計報告 93
第53 回大会プログラム 94
編集後記 96
投稿規定 97
第52 回大会講演
復活祭蜂起100 周年とコメモレイションの作法 谷川 冬二 3
論文
機械仕掛けの鳥は歌う―“Sailing to Byzantium”とオートマタの芸術論 柿原 妙子 17
能狂言の視点からみるイェイツの奇跡劇―『復活』の劇構造について 佐藤 容子 32
シンポジウム報告
「イェイツと復活祭蜂起」 司会・構成 岩田 美喜
「ぼくは郵便局にいた」― イェイツの戯曲に見る復活祭蜂起の表象 岩田 美喜 50
世界史と「詩人の責任」 長谷川弘基 53
「それでも美を歌う」 伊達 恵理 56
ワークショップ報告
“Easter, 1916”を読む 司会・構成 奥田 良二 43
“Easter, 1916”に見る詩人の創作意図 奥田 良二 59
生贄を誘う女:“Easter, 1916”における畏怖という名の覚醒 石川 隆士 62
劇『キャスリン・ニフーリハン』から詩篇「復活祭1916 年」へ ― 生かされる死者 池田 寛子 65
研究発表要旨
イェイツの奇跡劇―『復活』の舞台表象について 佐藤 容子 68
イェイツ1927 原田美知子 71
イェイツ、日本へ? ― 果たされなかったイェイツ来日、
そして「お雇い外国人」の問題について 山内正太郎 74
欲望のかたち― イェイツの恋愛詩を読み直す 中村麻衣子 76
イェイツとワーズワスにみるロマン派想像力 伊里 松俊 79
書評
Angus Mitchell, ed. One Bold Deed of Open Treason: The Berlin Diary of Roger Casement, 1914-191 (Sallins: Merrion Press, 2016. 280 pages.) 中村麻衣子 82
アイルランド文学研究書誌(2016 年10 月~ 2017 年9 月) 85
会計報告 91
第52 回大会プログラム 92
編集後記 94
投稿規定 95
〈イェイツ生誕150 周年〉第51 回大会講演
栩木伸明「『ジョン・シャーマン』とイェイツの内なるスライゴー 」 3
〈イェイツ生誕150 周年〉記念論文
山崎弘行「W. B. Yeats をめぐる代表的な論争の概観― 可能性の中心としての不確実性」 17
論文
荒木映子「『沈黙』の後に― イェイツと第一次世界大戦再考」 37
研究ノート
伊東裕起「W. B. Yeats のユダ観の変遷について」 55
シンポジウム報告
「イェイツと1930 年代― オーデン・グループを参照枠として」
司会・構成 浅井雅志
浅井雅志「イェイツと1930 年代― オーデン・グループを参照枠として」 59
山崎弘行「オーデンの転向とイェイツ観との相互関係」 62
辻 昌宏「マクニースのイェイツ評価の揺らぎ」 65
ワークショップ報告
「イェイツのナショナリズムを問い直す」
司会・構成 松田誠思
松田誠思「イェイツのナショナリズムを問い直す」 68
諏訪友亮「W・B・イェイツと自由国成立後のナショナリズム」 70
木原謙一「イェイツと霊媒(メディア)/死者の声によるナショナル・アイデンティティーの創出」 73
研究発表要旨
坂内 太「変容のヴィジョン─イェイツ、シング、ジョイス」 77
荒木映子「第一次世界大戦とアイルランド― イェイツの戦争詩再考」 78
西谷茉莉子「Yeatsと聴衆―‘Three Songs to the Same Tune’ の改作についての考察」 81
伊東裕起「A Vision における「エロイ・エロイ・レマ・サバクタニ」」 84
木原 誠「『イニスフリー湖島』に描かれた〈透かし絵〉― イェイツと聖パトリックの煉獄巡礼」 86
書評
木原 誠『煉獄のアイルランド― 免疫の詩学/記憶と徴候の地点』(浅井雅志) 89
杉山寿美子『モード・ゴン 1866 -1953 ― アイルランドのジャンヌ・ダルク』 (佐藤容子) 93
アイルランド文学研究書誌(2015 年10 月~ 2016 年9 月) 96
会計報告 103
第51 回大会プログラム 104
編集後記 106
投稿規定 107
講演
松村賢一「海による変容―『ビザンティウムへの船出』をめぐって」 3
論文
Yeats’s Marionette Theater: Anxiety and Resistance in ‘Upon a Dying Lady’ and Other Doll Poems by Taeko Kakihara 15
研究ノート
伊東裕起「アリス・ミリガンのクーフーリン詩における死の表象の変遷」 32
シンポジウム「イェイツとソポクレス―『オイディプス王』『コロノスのオイディプス』を中心に」
司会・構成 萩原眞一
萩原眞一「イェイツとソポクレス―『オイディプス王』『コロノスのオイディプス』を中心に」 36
伊達直之「イェイツと『オイディプス』の20年代」 38
三好みゆき「イェイツ版オイディプスの意義―古くて新しいドラマ」 41
西村太良「『オイディプス王』と『コロノスのオイディプス』におけるコロスの扱いをめぐって」 44
ワークショップ 「イェイツ再読―〈世界文学〉として」
司会・構成 栩木伸明
栩木伸明「イェイツ再読―〈世界文学〉として」 47
杉本 徹「移動/宇宙/永遠」 50
武子和幸「A Sterner Eye in ‘A Bronze Head’」 53
真鍋晶子「「猫と月」と『猫と月』と日本」 56
研究発表要旨
奥田良二「イェイツの詩における反復のレトリック」 59
伊達恵理「『私』の在り処―3つの対話詩に見る自我と魂(と肉体)の設定」 61
柿原妙子「不気味な支配者か、美のエンブレムか―イェイツの〈人形詩〉を読む」 64
星野恵里子「消えたブレイクの『薔薇』」 67
石川隆士「Noli me Tangere:‘Nineteen Hundred and Nineteen’における触れる風」 69
書評
木村正俊編『アイルランド文学―その伝統と遺産』(風呂本武敏) 72
W. B. イェイツ作・栩木伸明編訳『赤毛のハンラハンと葦間の風』 (真鍋晶子) 75
Lucy McDiarmid, Poets and the Peacock Dinner:The Literary History of a Meal(西谷茉莉子) 79
日本イェイツ協会学会誌バックナンバー総目次(II)(薦田嘉人) 82
アイルランド文学研究書誌(2014年10月~2015年9月) 101
会計報告 109
50周年記念大会プログラム 110
編集後記 112
投稿規定 114
講演
藤本黎時「‘Supernatural Songs’再読―イェイツとキリスト教」 3
論文
三宅伸枝「‘Lapis Lazuli’の明るさ」 19
研究ノート
柿原妙子「‘The Folly of Being Comforted’と‘Adam’s Curse’ における『3人』の働き」 33
シンポジウム「イェイツと老い―老いと創作の関わり」
司会・構成 伊達直之
伊達直之「イェイツと老い―老いと創作の関わり」 37
山崎弘行「イェイツと老い―受苦と悲劇的喜びの葛藤」 39
木原 誠「『仮面』と老い」 43
長谷川弘基「イェイツが本当に年老いたとき」 46
ワークショップ「イェイツ・老い・想像力―詩の源泉としての〈老い〉」
司会・構成 浅井雅志
浅井雅志「〈老い〉の錬金術―イェイツ・ゲーテ・三島」 49
高橋優季「Thoor BallyleeからHonan Chapelへ―老詩人の旅立ち」 52
松田誠思「“…the day’s vanity, the night’s remorse”―ヤヌスのごとき老詩人」 55
佐野哲郎「イェイツ・老い・想像力―詩の源泉としての〈老い〉」 58
研究発表要旨
諏訪友亮「自由国の芸術家を苛む不安―イェイツのThe Bounty of Sweden」 61
佐久間思帆「螺旋階段とリフレイン
―‘Stare’s Nest by My Window’の場合」 64
西谷茉莉子「‘Easter, 1916’における『声』と『書く』行為」 65
中村麻衣子「言わない名前―イェイツによるアンチ・ヒロイン像」 68
橘川寿子「イェイツの初期の叙情詩に見られるロマン主義」 70
吉田文美「Jennifer JohnstonのTwo Moons」 73
書評
栩木伸明著『アイルランド紀行―ジョイスからU2まで』(薦田嘉人) 76
Longley, Edna. Yeats and Modern Poetry(諏訪友亮) 79
アイルランド文学研究書誌(2013. 10-2014. 9) 82
会計報告 90
第49回大会プログラム 92
講演
米須興文「魂の響き合い―アイルランドと沖縄」 3
論文
高橋優季「W. B. Yeatsの“peacock-blue”の世界」 13
シンポジウム「1930年代のイェイツ―On the Boilerにおける
イェイツの危機意識を中心に」 司会・構成 山崎弘行
山崎弘行「1930年代のイェイツの危機意識
―“inorganic mind”への批判を中心に」 36
松田誠思「イェイツ思想の反時代性―〈近代〉への挑戦」 38
萩原眞一「イェイツと優生学」 41
ワークショップ「アイルランドと沖縄の子守歌―背景と構造をめぐって」
司会・構成 松村賢一
松村賢一「アイルランドと沖縄の子守歌〈序〉」 44
菱川英一「子守歌が宿す物語―‘A Bhean úd thíos’ 」 46
新城 亘「沖縄の子守歌と八重山民謡」 49
研究発表要旨
斉藤徳彦「ヒーニー・カントリーをめぐる詩作品」 53
片岡由美子「ポップカルチャーの中のW. B. Yeats
―The Waterboysを例に」 56
宮本大介「スライゴーへとつづく道―‘The Ballad of Moll Magee’における土地性の問題について」 58
岩田美喜「『谷間の蔭』のジェンダー・ポリティックス」 60
太田直也「V. ワトキンズのイェイツ訪問とD. トマス」 62
高橋優季「W. B. イェイツの“peacock-blue”の世界」 64
石川隆士「風の迷宮:死と再生の螺旋」 67
書評
伊藤宏見著『存在の統一―イェイツの思想と詩の研究』(小堀隆司) 70
高松雄一編『対訳イェイツ詩集』(松田誠思) 74
萩原眞一著『イェイツ―自己生成する詩人』(藤本黎時) 77
アイルランド文学研究書誌(2010. 10-2011. 9) 81
会計報告 88
第46回大会プログラム 89
講演
佐野哲郎「フールの相」 3
論文
佐藤容子「夢幻のジレンマ―The Dreaming of the Bonesの表象構造」 13
シンポジウム「初期のイェイツ―形成期の詩人をめぐって」
司会・構成 松田誠思
松田誠思「初期のイェイツ―形成期の詩人をめぐって」 31
長谷川弘基「詩人イェイツの出発点―Innisfreeまでの道のり」 33
奥田良二「初期の詩を貫く象徴と場―中期・後期の詩へ向かって」 36
星野恵里子「ウィリアム・ブレイクの場合」 39
ワークショップ「“The Seeker”を中心に
―イェイツ初期詩劇に見る萌芽と可能性」 司会・構成 伊達恵理
伊達恵理「“The Seeker”を中心に
―イェイツ初期詩劇に見る萌芽と可能性」 42
小菅奎申「未だドラマたり得ず」 45
虎岩正純「ドラマとしての“The Seeker”」 48
研究発表要旨
西谷茉莉子「イェイツ詩における『発話者を特定するリフレイン』」 51
石川隆士「風の詩学―解きなおす螺旋」 53
萩原眞一「『幻想録』とイェイツの南イタリア巡歴」 55
伊東裕起「BlakeとNietzscheをつなぐもの
―YeatsのJacob Boehme受容について」 57
河田優子「『土掘り』としての詩
―再考“The Tollund Man”と“Punishment” における距離感の解消」59
書評
Okuda, Ryoji. Decoding Paul Muldoon: Poetics and Politics
(羽矢謙一) 61
アイルランド文学研究書誌(2009. 10-2010. 9) 65
第45回大会プログラム 72
講演
Edward Marx “Yeats and Noguchi: A New Trend” 3
論文
中尾まさみ「『閉じぬ扉を背にして』
―‘District and Circle’における詩と暴力」 36
山崎弘行「ブレイクの相反性の詩学に対するイェイツの
モダニスト的反応」 53
追悼:大浦幸男先生
佐野哲郎「大浦幸男先生のこと」 68
多田 稔「大浦幸男先生を偲ぶ」 70
虎岩正純「約束」 73
シンポジウム
池田栄一「イェイツのモダニズムとエリオットのロマン主義」 76
山崎弘行「最後のロマン派詩人イェイツと表象の危機
―相反の詩学のモダニズム的変容―」 78
ワークショップ「The Unicorn from the Starsをめぐって」
司会・構成 岩田美喜 80
岩田美喜「何もないところに演劇の神はいるか?」 82
池田寛子「『星から来た一角獣』に見る詩人イェイツの葛藤と挑戦」 84
木原 誠「The Unicorn from the Starsの中の『エゼキエル書』
―詩人の沈黙と劇空間の中に発生した預言者(ナーヒー)の『責任』―」 86
佐野哲郎「乞食の啓示」 88
研究発表要旨
及川和夫「歌うアイルランド、歌われたイェイツ」 90
書評
Lapisardi, Frederick S. Staging Yeats in the Twenty-First Century:
A Reception History(坂内 太) 92
辻 昭三著『イェイツの詩界逍遥』(佐野哲郎) 94
Monteith, Ken. Yeats and Theosophy(松田誠思) 98
アイルランド文学研究書誌(2008. 10-2009. 9) 102
第44回大会プログラム 107
講演
Patrick Mathews “Yeats’s Apprenticeship:
The Emergence of a Self-Help Pioneer” 3
特別講演
鈴木 弘「イェイツを日本に導入した先覚者たちと
イェイツの日本文化への憧憬」 22
特集:イェイツとロレンス
羽矢謙一「『新しい国家』のヴィジョン」 32
荒木映子「ケルト復興と人類学を通して、イェイツの国家観を見る」 35
伊達直之「土地に籠めた象徴と身体的リアリティ
―戦争下の国家、家、個人観から」 38
武藤浩史「ポスト・レッセフェール・ネットワークの中のD・H・ロレンス
―ギルド社会主義・国家主義・ファシズム」 49
加藤英治「D. H. ロレンスの『イングランドよ、イングランドよ』を読む
―イングリッシュネス、地霊、散華」 51
浅井雅志「『深淵』の中のロレンスとイェイツ」 58
長谷川弘基「オカルティズム/ナショナリズム/シンボリズム
―すべては詩のために―」 68
風呂本武敏「イェイツとロレンスのオカルト」 76
論文
佐藤容子「舞台表象からみるCalvary―イェイツの受難劇」 82
Yuki Ito “Anglo-Irish Values and Noble Tragedy in Yeats’s Philosophy:
A Vision of Cultural Renewal” 97
研究ノート
中村麻衣子「イェイツとロジャー・ケイスメント」 111
ワークショップ「『煉獄』の舞台裏」 司会・構成 谷川冬二
谷川冬二「『煉獄』の舞台裏」 115
佐藤 亨「『煉獄』の現代性―北アイルランドの視点から」 118
岩田美喜「『煉獄』における〈詩〉と〈主題〉の形成過程について」 120
松田誠思「Purgatoryを読むために」 122
マイケル・イェイツ氏を悼む
鈴木 弘「Michael Butler Yeatsの逝去を悼む」 125
藤本黎時「マイケル・イェイツ氏ご夫妻の思い出」 127
書評
Harper, Margaret Mills. Wisdom of Two: The Spiritual and
Literary Collaboration of George and W. B. Yeats(松田誠思) 132
Holdeman, David. The Cambridge Introduction to W. B. Yeats
(岩田美喜) 135
アイルランド文学研究書誌(2006. 10-2007. 9) 138
第42回大会プログラム 147
第55 回大会講演
窓辺の詩人たち― イェイツとヒーニーの詩的自画像を読む― 中尾まさみ 3
シンポジウム報告:「90 年代のイェイツ作品群」
90年代のイェイツ作品群 小堀 隆司 24
薄明のなかへ— 神話・伝説が織りなす初期イェイツ文学の風景— 松村 賢一 26
イェイツ・魔術・黄金黎明団 萩原 眞一 29
象徴主義と「ケルト」の交差するところ― イェイツとアーサー・シモンズと『サヴォイ』
三好みゆき 33
ワークショップ報告:「イェイツとお金」
安らぎの地は何処に:『ジョン・シャーマン』とお金 伊東 裕起 36
資金集めとしてのアメリカ講演旅行 原田美知子 38
大学講師イェイツ先生の不安: イェイツと「働くということ(labouring)」
山内正太郎 41
研究発表要旨:
イェイツの想像力について― Image, Mind and Genius ― 薦田 嘉人 44
Jack B. Yeats のブロードサイド出版とイェイツ家 三木菜緒美 46
北と南、親と子― Jennifer Johnston のThe Gingerbread Woman 吉田 文美 49
ストーリーテラーとしてのイェイツ :『アシーンの放浪』再話に見るストーリーテリングの
技法の(不)使用について 小沢 茂 52
書評
荒木映子『祖国のために死ぬこと― 第一次世界大戦の< 英国> の文学と文化』
(渓水社、2019 年) 伊達 直之 56
アイルランド文学研究書誌(2019 年10 月~ 2020 年9 月) 60
会計報告 72
2019 年第55 回日本イェイツ協会年次大会プログラム 73
編集後記 75
投稿規定 76